日程等:
2023/11/20~2023/11/25
(11月20日(月)~25日(土) 10時~17時(最終日は16時まで))
2023/11/20~2023/11/25
(11月20日(月)~25日(土) 10時~17時(最終日は16時まで))
開催期間 11月20日(月)~25日(土) 10時~17時(最終日は16時まで)
開催場所 サンプラザ 土佐ショッピングセンター 土佐市高岡町乙
土佐市の織物工房「手おり樂布」と知的障害者施設「光の村」の仲間たちが、土佐和紙の不織布糸にして織った作品と、
さをり織りで作ったオリジナルのインテリア雑貨など、約200点を出品しています。
*入場無料
【撚(ねん)紙織り(しおり)とさをり織り】 手おり樂布 戸室かず子
私たち家族の土佐市との出会いは、佳子(48歳)が36年前に「特別支援学校 光の村土佐自然学校学園」に入学したことに始まります。
2歳7か月で「将来社会生活は無理」と宣告されたほど、重度の自閉症で重い知的障害のある娘です。
我が子でありながら、どのように育てたら良いか困惑するばかりで、健常児の発育と違う娘に24時間(睡眠障害があり寝ない)振り回されていました。
幼児期を過ぎ、小学校へと就学期を経て中学校へ進学を悩んでいた頃、難関を突破して全寮制の光の村土佐自然学園に入学することができました。
8年間の一貫教育を受け、卒業後20年間コンクリートブロックの会社で働くことができるまでに成長しました。(今はリタイアしています)
生来手先が器用だった娘に様々な手仕事を教えましたが、21年前にさをり織りを教えました。さをり織りは佳子の天職になりました。
佳子が入所している成人施設の皆さんと毎月一週間さをり織りを楽しむために、埼玉県から通いました。
そして、主人が仕事のリタイアを機に13年前に土佐市に移住して成人施設の皆さんや、現在は特別支援学校光の村土佐自然学校学園の生徒さんにさをり織りを指導するお手伝いをしています。
土佐和紙の不織布の端材と出会い1年になります。
紙を撚って横糸にして織ります。温もりがあり素朴で軽く丈夫な布に織りあがります。
カフェマットやコースターなどを作りましたが、バッグに仕上げると糸や布を裂いて作ったバッグと遜色ない物に出来上がりました。
撚紙織りのワークショップを開催すると、紙を撚じる事から興味深々で糸が太いことで瞬く間に織りあがり、30分ほどでスマホ入れが出来上がります。
体験者してくださった方々の笑顔が私たちのモチベーションになります。
『撚(ねん)紙織り(しおり)』は、私たちが付けたネーミングです。
紙で織物ができることが周知されていませんので、知って頂くことから始めなければなりません。
土佐和紙で出来ることの可能性を、これからも試行錯誤しながら模索していきます。
土佐市と光の村土佐自然学校学園に恩返しができたらと思って活動しています。
手おり樂布
TEL 090-6289-3479(戸室)
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https://manaviva-search.jp/learn_spot.html?revision=0&site=kolec&event_id=2023111416404650